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■代謝を高める生活スタイル

代謝の良し悪しには、いろいろな要因がありますが、一日をどう過ごしているかによっても、差が出てきます。
生活スタイルの大きな違いは、活動量の差となって現れてきます。
ダラダラと生活しているより、てきぱきとマメに動いて生活している方が、エネルギーの消費量は増えますし、身体の各機能の働きも活性されます。

しかし、代謝の良し悪しを左右する原因は、それだけではありません。

朝が高く、夜は低い。代謝量は1日のうちで変化する
私たちの身体は、自分で意識していなくても、起床・睡眠が自然と約24時間周期になっていたり、整理が約28日周期で訪れたりします。
これらの生理的活動の周期には、24時間、28日間、1年間など、いろいろな周期があります。
その中で、約24時間周期の日内変動リズムを「サーカディアンリズム」といい、1日約24時間の中で毎日同じように変動を繰り返しています。代謝の変動もそのひとつなのです。

1日のうちで代謝量が一番高いのは、朝起床したときから昼にかけてで、その後、夕方から徐々に下がっていき、寝ている間がもっとも低くなります。
このサーカディアンリズムに合った生活をしているかどうかが、代謝の良し悪しに大きく関係してきます。

交感神経が働いている朝はしっかり食事を摂って代謝の高い状態をキープ
代謝を高める生活と代謝を低下させる生活の違いは、サーカディアンリズムに合わせたライフスタイルをとっているかどうかに関わってきます。

交感神経が優位に働く朝から昼にかけては、代謝が高いときなので、食べたものをどんどん消化し、熱発散が活発に行われます。
それに対し、夜は副交感神経の働きが優位になるので、腸の働きが活発になって、栄養を吸収し、体内にため込もうとします。

だから、朝食をしっかり摂ると頭が覚醒し、代謝が寄り活発になり、日中も代謝の高い状態をキープできます。
反対に、朝食を抜いて夕食をしっかりとる生活では、日中の代謝を高めることができず、夕食で摂った栄養分は脂肪となって蓄積されてしまいます。

仕事とプライベートのメリハリを きちんとつけるのが「代謝のいい生活」
サーカディアンリズムに合わせて生活するということは、交感神経が働く日中はテキパキと動いて活動量を増やし、副交感神経が働く夜になったら休息するということでもあります。

だから、死後とは日中にテキパキとこなし、代謝時間になったらスパッと代謝して、プライベートな時間を楽しむ。
いつまでもうだうだと残業していては仕事の能率もダウンしますし、疲れが翌日まで残り、ますます代謝が悪くなってしまいます。

オンとオフの切り替え上手な「退社のいい人」が「代謝のいい人」といえるのです。
仕事が残ってしまったら、翌日、早起きをして片付けたほうが、仕事の能率も代謝もアップしてお得です。

AM 7:30
ぱっと早起きして朝食をしっかり摂る
朝は早起きして太陽の光を浴び、頭をすっきりと目覚めさせ、栄養バランスを考えた朝食をしっかり摂ります。
食後は新聞でも読んで、余裕で出勤しましょう。

昨夜の夜更かしがたたって、朝はなかなか起きられず、結局朝食抜きというのが代謝を低下させる生活です。

AM 8:00
駅では階段をさっさと昇る
朝の通勤は代謝アップにぴったりの時間。
駅まで早足で歩き、駅では階段を使うようにすると心拍数がほどよく上がります。
歩くより自転車、階段よりエスカレーターでは代謝が下がったままになります。

AM 10:00
仕事は午前中からテキパキと
午前中は最も代謝が高いとき。
頭の回転も良くなっているので、テキパキと仕事をかたづけましょう。
朝食抜きのダラダラ出勤では、身体がまだ眠っている状態なので、午前中は調子が上がりません。

PM 12:00
昼食はおいしく食べる
食事はおいしく食べると、DITが高まります。
午後の活動に向けて、栄養バランスよく食べましょう。
朝食を抜くと空腹感が強すぎてドカ食いに。 カツどんなどのこってり系に走ってしまうことも。

PM 5:00
さっと退社してスポーツクラブへ
仕事は時間内にかたづけ、退社時間になったらさっさと退社。
スポーツクラブで汗を流すなど、オフタイムを楽しみましょう。
ダラダラ残業をしていると、オンとオフのメリハリがつきません。

PM 7:30
夕食は軽めに、早めに
夜は副交感神経が働き、退社が下がっているので、夕食は軽めにしましょう。
なるべく早い時間に食べると、よりOKです。
遅くまで飲んでいて、シメにラーメンというパターンは最悪です。

PM 10:00
ゆっくり入浴して早めに就寝
お風呂にゆっくりつかって軽くストレッチ。
十分にリラックスして早めに眠ります。
面倒くさいとシャワーだけ浴び、ついつい深夜番組を見続けて夜更かししては、代謝が下がる一方です。


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