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■代謝が落ちる原因

年齢
代謝が落ちてしまう原因の一つは、年齢です。
思春期までは急上昇し、16〜18歳をピークに少しずつ下降していきます。
これに加え、年齢とともに、活動量が減ってしまうので、生活活動代謝も落ち、筋肉量も次第に減って、基礎代謝がますます落ちてしまいます。

そのため、30歳から代謝は目に見えて落ちていくばかりとなります。
また、一般的に女性は男性より体脂肪が多く、筋肉量が少ないので、男性より基礎代謝が低いといわれています。



食事量の減少
年齢を減ることで代謝が落ちるのはしかたのないことだとしても、代謝を落とす思わぬ落とし穴が、食事制限のあるダイエットなのです。
食事量を減らすと体重は減りますが、それは体脂肪が減る前に、まず筋肉が減ってしまうからです。
また、食事量が少なくなると、身体も代謝機能を下げて、省エネ状態に慣れてしまい、ますますやせにくい状態になってしまいます。

整理すると、食事制限により、

1. DITの低下
2. 基礎代謝で比重の高い筋肉の減少による代謝の低下
3. 一種の飢餓状態になるため代謝そのものを抑える脳の働き

をもたらし、結果として代謝を落とすことになるのです。

自律神経の乱れ
自律神経とは、呼吸する、心臓を動かす、胃や腸が食べ物を消化するといった、生きるために必要な機能を自然にコントロールする神経のことです。
日中、身体を活性化させる交感神経と、夕方から朝方にかけて身体を休息させる副交感神経からなっています。

交感神経は、起床からほぼ12時間優位に働き、身体を活性化して熱を発散させたり、脂肪動員ホルモンの一つであるアドレナリンを分泌させたりします。
だから、昼間、活動的な生活をして交感神経の働きを活発にさせていれば、基礎代謝も高く、脂肪の燃焼も促進されるのです。

ところが、生活が不規則で、昼夜逆転の生活をしていたりすると、自律神経が乱れ、交感神経の働きが低下してしまうことが起きてしまいます。
起床しても、交感神経が優位にならず、12時間たっても副交感神経に切りかわらないという乱れた状態になります。

そうなると、日中、身体が活性化されないので基礎代謝量が下がってしまいます。
乱れたライフスタイルが、基礎代謝を下げる原因の一つとなっているのです。


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