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■基礎代謝の仕組み

基礎代謝によるエネルギーは、脳や内臓などの身体のあらゆるところで使われていますが、その中で最も消費量が多いのが筋肉で、全体の約40%を占めています。
ナガティ理論では、体脂肪が少なくて筋肉量の多い身体を目標にします。
といっても、マッチョになろうというのではなく、無駄な体脂肪を引き締めようということです。
適度に筋肉がある身体は、見た目がいいだけでなく、基礎代謝が高く、太りにくい身体でもあるのです。

基礎代謝の高い人は、体脂肪が少なく、筋肉量が多いことが特徴です。
このタイプの人は、肌や髪がツヤツヤし、体力も十分で、食べた分のエネルギーがどんどん消費されるので、やせやすい「燃える」身体となっています。

反対に、基礎代謝の低い人は、体脂肪が多く、筋肉量が少ない「省エネ」タイプといえます。
このタイプは、脂肪をため込んでしまいやすく、肌荒れ、冷え、むくみなどが出やすく、疲れやすいなどの症状を持っている人が多いでしょう。

基礎代謝を高めることで、細胞の生まれ変わり(新陳代謝)も早くなります。
人間の身体は、およそ60兆個という天文学的な数の細胞でできています。
その一つ一つの細胞が、生まれ変わりを繰り返しています。
生まれたての細胞はイキイキしていますが、やがて老化して機能が低下し、新しい細胞に取って代わられます。
こうした細胞の生まれ変わりは、身体の部位によってサイクルが異なります。
胃腸は5日、心臓は22日、皮膚は28日、筋肉と肝臓は60日、骨は90日。つまり、代謝機能が正常に働いていれば、人間の身体は3ヶ月で、全て新しく生まれ変わるのです。

ところが、代謝が悪くなると、細胞の生まれ変わるスピードが遅くなるため、老化した細胞がどんどん身体に蓄積されてしまいます。
すると身体の機能が低下し、例えば、肌や髪にハリやツヤがなくなったり、冷え性やむくみが出たり、疲れが取れないといった、さまざまな不調が現れてくるのです。




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