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■代謝を高める効果的なトレーニングの基礎

速筋を鍛えて効果的に代謝アップ
人間の身体には、瞬間的に大きな力を出すときに使う筋肉(=速筋)と、持久力を発揮するときに使う筋肉(=遅筋)があります。
速筋は遅筋よりも大きいので、エネルギー消費量が高く、また、速筋は遅筋よりも短期間で鍛えられるという特徴があります。

つまり、長時間のトレーニングに耐えられない人でも、即筋なら短期間で効率よく鍛えられ、代謝アップの効果も高いといえます。
代謝アップのためには、この速筋を鍛えるのが近道で、運動の効果をすぐに実感できるので、運動嫌いの人にもぴったりなのです

大きな筋肉から鍛えよう
普通に考えても、小さな筋肉より大きな筋肉の方がエネルギー消費量が高い方が、代謝アップに効果が高いことはわかります。
では、どこの筋肉が身体の中で大きいのかというと、胸、腹、背中、脚といった、人間が重力に逆らって立っているときに使う筋肉(=抗重力筋)です。

そのうち、腹(腹直筋)、背中(脊柱起立筋)、太もも(大腿四頭筋・大腿二頭筋)が「大きい筋肉部位ベスト3」です。
この3つを意識的に鍛えることで、代謝のいい身体に、効率よくたどり着くことができます。
さらに、有酸素運動をするときに使う遅筋も鍛えると、脂肪を燃焼させる効果も期待できます

「超回復」で筋肉強化
筋肉は筋繊維の束でできていて、運動に筋肉を使うと、筋繊維の一部が損傷します。
すると、成長ホルモンが分泌され、食べ物で摂取したたんぱく質やビタミンが筋繊維を修復し補強します。
こうして回復した筋繊維は前よりパワーアップしています。
これを「超回復」といい、運動と休養、栄養補給を繰り返すことで、「超回復」が起こり、筋肉が徐々に強くなっていくのです。

速筋と遅筋をバランスよく鍛えよう
人間の身体の中で、速筋と遅筋はきれいに分かれているわけではありません。
速筋の筋繊維が入り混じっていて、そのバランスによって速筋タイプか遅筋タイプに区別されます。

速筋は短距離走やウェイトリフティングなど、瞬発力が必要な運動で使われ、遅筋はマラソンなどの持久力が必要な運動のときに使われます。
両方の筋肉を鍛えることで、筋肉が強くなって、基礎代謝が上がり、体脂肪を燃焼しやすい身体になれるのです。


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