■部分やせ理論

通常、筋肉をほぐすために行うマッサージですが、 『10daysポイントダイエット』の場合には、マッサージによって脂肪を消費させやすい状態にします。

部分やせしたい所の皮下脂肪をターゲットにマッサージを行って刺激を与えることで、脂肪細胞の油滴(脂肪細胞のなかにある脂肪のかたまり)に脂肪分解リパーゼを接触させ、脂肪を遊離脂肪酸に分解させます。

マッサージによって分解し燃焼しやすい状態になった遊離脂肪酸を「ボディバイブレーション」で効率的に消費します。
この「ボディバイブレーション」とは、冬山での寒さからの防御のために身体を振るわせ、熱をたくさん発生させる「ふるえ産熱」と同様の考えに基づいた運動です。
これにより、狙った所を部分やせすることができるのです。

今まで、お腹をシェイプアップする場合は腹筋の運動のみといったように、痩せたい部分のみの運動しか指導されませんでした。
しかし、 『10daysポイントダイエット』では、やせたい部分のマッサージをした後、全身運動をすることを提唱しています。
その理由は、マッサージによって分解された遊離脂肪酸は血中に入り全身を巡るため、全身運動することによって全身に散らばった脂肪を消費しやすくするのです。
つまり、やせたい部分だけの運動よりも全身運動のほうが、ダイエット効果があがるのです。

TN健康科学研究所での被験者への実験で、マッサージ前とマッサージ後の血液検査において、マッサージ後のほうが遊離脂肪酸が多くなるという結果が出ました。
この結果は、マッサージによって脂肪が燃焼しやすい状態になることを表します。(下の図参照)


30秒10種類のボディーバイブレーショーンを連続して行った後、サーモグラフィーにて撮影。
運動後のほうが、赤い部分が多く、熱を多く発生していることがわかります。


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