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夏野菜の代表的なきゅうりは老廃物を排泄するのに効果的

【きゅうりについて】
今では一年中出回っているきゅうりですが、旬はこれからの季節の夏です。きゅうりは、9〜10世紀ごろに日本に渡来したといわれています。当初は苦味が強かったので、なかなか普及しなかったそうですが、改良を重ねていくうちに普及し、今では夏の代表的な野菜の1つとなりました。

【栄養について】
含まれる代表的な栄養素には、ビタミンC、ビタミンB2、カリウムなどのビタミンやミネラルを含んでいますが、ほとんどが水分になります。また、きゅうりにはイソクエルシトリンという成分も含まれています。イソクエルシトリンは、体内の老廃物を排泄する働きや利尿作用が高いので、むくみの解消にも効果的です。その他、きゅうりの絞り汁は化粧水としても利用ができます。

【選び方について】
緑色が濃く、トゲがとがっているもので、ヘタを切ったときに、切り口が新鮮なもの。

【調理のポイントについて】
きゅうりは、サラダなど生で食べることが多いので、そのような時は、板ズリ(塩を振ってまな板の上で転がすこと)をし、トゲを取ってから食べるようにしましょう。
また、加熱するときは、あまり火を通さず、歯ごたえ残すようにするといいですよ。