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これからの3ヶ月間は寒さのピーク!

 
「外気が冷たいと身体は体温を逃さないように体脂肪を着けて断熱効果的作用とする為、なるべく寒さを感じないように厚着をして体脂肪の付着を防ぎましょう!」…何て本気で信じている人はいませんか?

確かに南極やアイスランドのような寒冷地帯に於いては滞在し始めてから一時的にはそのような作用があります。
しかし四季がある日本に於いては低温になるレベルが穏やかでそんな作用は無視できる範囲です。

人は外気温が低いと身体内部から熱を産生して体熱として発散させながら体温を保持する働きがあります、これは身体代謝の中の異化作用という現象で基礎代謝に大きく反映します。

つまり外気温が低いと身体に貯め込んだ栄養素をどんどんエネルギーとして放出させながら体温を保持しようとするのでむしろ体脂肪の燃焼に効果的なのです。
但しここで注意しなければならないことは、体脂肪を燃焼させながら体熱を発散させるためには各種ビタミンやミネラル及び補酵素などが共に失われていくということです。

従って、疲れや睡眠不足などで体力が衰えている時やダイエットのために食事を制限しているような場合には抵抗力や免疫力も低下していてウィルスに感染しやすくなっている状態なので栄養分が不足すると風邪などの感染症に罹りやすくなります。

この注意だけ忘れなければ冬は寒さを味方につけて時々は無理しない範囲で薄着になって外に出てみましょう!
徐々に寒くなってきたら速歩をしたり小走りで走ったり、軽く運動をして身体を暖めながら20分〜30分は耐えてみましょう。この時には決して猫背などの寒がるしぐさはしないこと。
これでこの冬のダイエット対策としてみたら如何でしょうか?
 
では【第5回】で。お楽しみに。