肌がキレイなのは肌が健康であるということです。しかし女性の肌は生理周期や加齢、ストレスなどの内的要因、そして紫外線や乾燥などの外的要因と毎日戦っています。その中で健康な肌を守りぬくのは至難の業。しかし自分の肌をキレイにできるのはエステティシャンでも皮膚科医でもなく自分自身だけなのです。高級なエステに通うより毎日の生活習慣の中にどんどん美容のコツを取り入れていつも美肌の輝くひとになりましょう。
  ホームへ戻るバックナンバー        

目元の皮膚は顔のなかでも一番薄く刺激を受けやすいデリケートな箇所です。クマとは一つの要因からなるのではなく、肌の内的ストレス・外的刺激で受けた 影響により現われます。代表的なクマの要因とその解決法を紹介します。

その @

◆ 皮膚の下を通る毛細血管の血行不良 ( うっ血 ) が起こり、血液が溜まり青黒くなってしまうと皮膚が薄い目元は透けて見えるため、青っぽいクマ ( 青クマ ) となって現れます。目元の血行不良はパソコンの使い過ぎなどによる目の酷使・睡眠不足やストレス・身体の疲労が溜まると起こります。
◇ 血行不良の改善方法として即効性があるのは暖めたタオルをのせ滞っている血液の流れをスムーズにすること。睡眠をしっかり取り、目の疲れ・身体の疲労・ストレスなども解消しましょう。エアコンの影響で夏でも身体が冷え、血行不良を起こすことも原因に。お風呂でゆっくり温まり、冷えや疲労を回復させるのも効果的です。また、納豆・ナッツ類・かぼちゃ、シソ、ニンニク、にらなどの野菜に豊富に含まれるビタミン E は血液をサラサラにさせ血行不良を解消するため、目元の青クマにも身体の健康のためにも日頃から摂取したいものです。

その A

◆ 紫外線の影響で目のまわりの皮膚に色素沈着が起きます。皮膚が薄い上に新陳代謝が活発ではない箇所なので、メラニンが停滞し色素沈着したものが透けて見え、茶クマとなります。また、かゆみを感じゴシゴシ擦ると、摩擦による刺激によってメラニンが過剰に生成されるので、紫外線の影響を受けてなくても皮膚が黒化 ( 色素沈着 ) し茶クマとなります。
◇ 紫外線対策をしっかりすることが大事です。日焼け止めを塗る際には擦らないようにやさしく置く様な感じで。スキンケアでは、紫外線の影響で受けた水分蒸発をリカバーさせる
目元の保湿ケアや、基本的な美白ケアを欠かさず行って下さい。

その B

◆ アイラインやマスカラなどのアイメイクの洗い残し
◇ まず、全体的なクレンジングの前に目元に植物性のオイルを軽く馴染ませ、その状態で(その間に私は歯磨きをします)数分置いてから全体的なクレンジングを。洗う際はアイメイクをしっかり落とそうと擦りすぎるのは絶対 × 、デリケートな目の周りに負担をかけ、茶クマなどの要因に。やさしくオフしましょう。最近はウォータープル−フでなくても、にじまないマスカラが多数販売されています。ぬるま湯で簡単に落ちるので、そういったアイテムへの切り替えもお勧めです。

その C

◆ 目元の乾燥や加齢でシワがよると必然と影ができてしまい、クマの様に見えます。また、加齢により皮膚を支えるコラーゲンとエラスチンの減少でたるみが生じ、目元がくぼんでしまうこともクマの様に見える要因です。
◇ 前述したように目元の皮膚はかなり薄い為、乾燥を防ぐバリア機能が弱く、新陳代謝も鈍いため、外的刺激や加齢の影響を受けやすくシワ・たるみが生じ、クマや疲れ顔のように見えやすくなります。念入りに美容液やクリームでケアして下さい。夜は少し多めに使用し、小ジワや乾きによるくすみを改善すると顔の印象が大分変わります。たるみの原因は皮膚を支えるコラーゲンとエラスチンの減少によるものです。皮膚自らが、それらを生成できるように促す化粧品でのケアが必要。ビタミン C はコラーゲンの生成を促進し、肌のハリを保つ有効成分です。スキンケアとしてお化粧品で、また内面からもフルーツ、サプリメントでの摂取がたるみ予防に有効です。

なんだか顔色が冴えない、疲れ気味の表情だと感じた時は、目元を気にしてみて下さい。気付いたらすぐケア!が基本ですよ、簡単に回復させるためにも ☆

IKUKO でした ♪