肌がキレイなのは肌が健康であるということです。しかし女性の肌は生理周期や加齢、ストレスなどの内的要因、そして紫外線や乾燥などの外的要因と毎日戦っています。その中で健康な肌を守りぬくのは至難の業。しかし自分の肌をキレイにできるのはエステティシャンでも皮膚科医でもなく自分自身だけなのです。高級なエステに通うより毎日の生活習慣の中にどんどん美容のコツを取り入れていつも美肌の輝くひとになりましょう。
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お肌を上手にお手入れするには、まずはお肌のことをよく知りましょう。
皮膚は表面から順に、表皮、真皮、皮下組織の3つからできており、付属器官として皮脂腺や汗腺等があります。表皮は紫外線や細菌、乾燥などの刺激から 身体の内部を守る働きをしており、厚さは平均 0.2mm です。

肌にはターンオーバーという新しく生まれ変わる力があります。まず表皮の基底層で新しい細胞が作られ、それが皮膚表面に向かって少しずつ押し上げられ、最後には垢となってはがれ落ちます。こうして新しい細胞と古くなった細胞がいれかわる新陳代謝が絶えず行なわれているのです。
健康な肌なら約 28 日周期でこの新陳代謝が繰り返されているのですが、年齢や紫外線・乾燥・ストレスなど様々な要因によっても周期は崩れ、新陳代謝は鈍くなり、周期も長くなります。

この結果、肌荒れしたと思って高級クリームなどを使っても、肌表面に残っている、死んだ細胞が邪魔をしてまったく意味のないお手入れになってしまうこともあります。このターンオーバーの正常化がスキンケアの大きなポイントになります。レチノ−ルと呼ばれているビタミンAの一種はこのターンオーバーを助けて肌表面に残ったままになっている、つまり垢を取り去る働きをしてくれます。その結果その他の栄養分を肌に届けやすくし、くすみやシミ、しわの改善、毛穴の掃除にもなるので吹き出物の改善もしてくれます。その際美白&酸化と老化防止効果のあるビタミンCとEも一緒に取り入れると一層効果的です。ビタミンACE(エース)効果を利用してキレイな肌に生まれ変わりましょう。